文化社会学部 2020
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「北欧入門セミナー」では大学で学ぶための基本的な知識・技能を習得します。同時に各国の概論科目や北欧言語の基礎科目を履修し、北欧に関する学習を開始していきます。まずは、北欧研究のための基礎力を身につけることを目指します。文化社会学部北欧学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、「共生社会の構築に貢献できる自立した人材の育成」という目的へ向け、(1)北欧社会の先進的な取り組みや文化について学ぶことで広い視野と柔軟な発想力を備え、多様な価値観を受容することのできる人材、(2)言語学習社会系・文化系・歴史系の科目を通して北欧社会・文化に対する理解を深めます。言語の学習も継続し、さらに「北欧現地研修」や北欧でのサマーコースに参加し、自らの目と肌で北欧を体験することも可能です。学習の成果を実感し始める時期を迎えます。や留学・海外研修などを通じて自らの考えを発信する力を高めた人材、(3)日本という視点から北欧を研究することで批判的考察力を身につけた人材、(4)自己と社会との関わり方や自立した生き方を主体的に構想し、日本社会が抱える課題の克服に積極的に取り組むことのできる人材を養成することです。「北欧セミナー」を履修し卒業研究に向けての作業を開始します。仲間や教員と議論を重ねながら自分の研究テーマを見定めていきます。大学の留学制度を活用し、海外へ視野を拡大するのにもよい時期です。いよいよ本格的な北欧研究の段階へ進みます。「北欧」を自分のものにする総仕上げの期間です。北欧について学ぶことの意義を実感しながら卒業へ向かっていきます。卒業研究の完成や将来の人生設計など、大きく羽ばたくための1年となるでしょう。大学生活と北欧研究の集大成へと向かいます。21「北欧現地研修」で訪れたデンマークの首都コペンハーゲンの景色(ニューハウン)ネイティブスピーカーの教員による楽しいスウェーデン語の授業風景1年次2年次3年次4年次北欧研究の 基礎力獲得へ北欧社会・文化の より深い理解へ教育研究上の目的及び養成する人材像本格的な 北欧研究へ大学生活と 北欧研究の集大成へ北欧の社会と文化をより深く学ぶために、 北欧言語の習得を重視 北欧の社会や文化を深く学ぶためには、北欧の人々が自分たちの言葉で語ることを理解することが「不可欠」です。北欧学科は、デンマーク語・スウェーデン語・ノルウェー語・フィンランド語を深く学ぶことのできる日本で唯一の学科。言語学習を重視し、北欧の言語のうち少なくとも1言語はしっかりと学ぶことを目標に掲げています。自分の目と肌で 北欧の社会と文化を体験する 「北欧現地研修」 夏期休暇中に約2週間をかけて、デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランドのうち少なくとも2か国を訪れる授業が「北欧現地研修」。大学で学んだ北欧の言語を実際に使って生活し、北欧の社会・歴史・文化、そして人々の日常生活を自分の目と肌で体験できます。出発前には「北欧現地研修事前演習」の授業で、訪問地の事前研究を徹底的に行います。北欧学科でしかできないこと!4年間の流れ

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