文化社会学部 2020
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「ストーリーを発見する」「文芸創作入門ワークショップ」で今後の展望を開きます。また、「文芸批評入門」「映画史入門」なども学びます。文化社会学部文芸創作学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、文芸の創作と批評を通じ、(1)現代社会で通用する正確な言葉によって論理的かつクリエイティヴに個々の感性と経験を表現する力、(2)人間と世界に関する情報や事象を柔軟かつクリティカ「世界の文学を読むA・B」「読み換えの技法」などで読む力を養成。知的好奇心を伸ばす「現代映画論」「サブカルチャーと文学」などの選択科目もあります。ルに読み取り、的確に分析し、本質を洞察する力、(3)広く諸芸術を鑑賞して培った教養を未来に向かって総合的に生かしてゆく力、という三つの力を備えた人材を養成することです。自分の文学テーマを設定し、そのために必要な科目を選択、履修します。3年次後半からは、卒業制作の準備科目「卒業制作ワークショップ1」が始まります。創作や論考を形にします。卒業制作は3年次後半から始め、4年次に開講される「卒業制作ワークショップ2・3」で完成させます。29学生が自らの作品を自らの手で編集・発行する雑誌『文藝工房』1年次2年次3年次4年次多様な諸芸術に 触れる表現力・読解力を 磨く教育研究上の目的及び養成する人材像創作の種を はぐくむ書く力を存分に 発揮する小説創作、詩作や批評、エッセイ、 論文の執筆に取り組む 学生たちは、「伝えたい私の一冊」(年1度、紀伊國屋書店東海大学ブックセンターの主催で行われるエッセイ・コンクール)や「創作コンペティション」(年1度、学科の主催で行われる創作コンクール)などで腕を磨き、『文藝工房』(年1度、学科で発行される文芸誌)の編集に参加し、“ことば”を起点に作品を生み出していく醍醐味と大変さを、味わっていきます。その総仕上げが4年次で履修する「卒業制作ワークショップ」。確固たる表現力を身につけ、社会へと巣立っていきます。言葉を駆使し、 社会のどの現場にも通用する 表現力を養う。 文芸創作学科の教員は、小説、批評、詩歌、映画、絵本などのフィールドで活躍している表現者と、気鋭の研究者です。豊富な経験を生かして、「読むこと」と「書くこと」をサポートします。創作と読書、表現と理解、両者を一体のものとして捉える教育理念のもと、授業は創作系、批評系、編集系と大きく三つの柱に分けて構成され、学生の多様な要望に応えます。文芸創作学科でしかできないこと!4年間の流れ

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