文化社会学部 2020
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40映像情報の基礎を、実践的な映像制作を通じて学び、「社会的に価値あるコンテンツ」とは何かを学びます。制作した映像作品を映像コンテストに応募する場合もあります。ラジオの歴史・特性・社会的役割についての知識を学びつつ、番組制作を通して社会問題を考える力をつけます。各教員の専門分野に応じて、新聞、出版、放送、広報・広告、マス・コミュニケーション、ジャーナリズム、地域メディア、国際報道などをテーマとして掲げる「ゼミナールA~D」が開講され、調査・研究・討論・作品の制作などを行い、専門的な能力や自己表現のためのプレゼンテーション能力を磨きます。さらに学びを深めたい場合は「アドバンスゼミナール」が用意されており、より深い学びが得られます。Close Up文字・画像・動画・音声といったデジタル・コンテンツを用いて、論理的思考を鍛えながらキャリア形成に必要なプレゼンテーション技術を身につけます。国内外の英語メディアが伝えるメッセージを的確に理解し、教養と知識を身につけ、幅広い情報能力を養います。ます。また、2006年からは学生の視点からメッセージを発信するラジオ番組が湘南平塚コミュニティ放送(FM湘南ナパサ)において放送されており、毎週の生放送はすでに600回を超えています。さらに、神奈川県内の市町村の行政機関とも連携し、シティプロモーションに参加しています。日々変化する社会やメディア状況を常に意識しながら地域メディアと積極的に連携することで、社会的価値のあるメッセージとは何かをメディア実践活動を通して継続的に学んでいます。広報メディア学科では毎年、普段は別々に学んでいる各ゼミナールの履修者総勢約50名が山中湖セミナーハウスに集まり、1泊2日の合宿を行います。そこでは、各ゼミの代表者による研究発表を行います。広報メディア学科ではゼミ同士の交流も活発でこうした経験を踏まえて、メディアや広報・広告を広い角度から捉える目が養われています。文章を批判的に読み取る能力を磨くと同時に、自己満足の域を超えた「読ませる」文章力を身につけます。自分の伝えたいことや思い入れをページにするために必要な編集ノウハウを、企画、取材、表現の三つの観点から学びます。映像制作ラジオ番組制作ゼミナール(A/B/C/D)、アドバンスゼミナールプレゼンテーション実践メディア英語演習合同ゼミ合宿の開催(於:東海大学山中湖セミナーハウス)マスコミ文章表現雑誌編集技術メッセージを発信するための実践的な能力を養う実際に取材に赴き、編集や番組制作を行いながら知識と技術を磨きます。また、メッセージを正しく伝えるための文章・音声表現なども学んでいきます。個性あふれる教授の指導でより専門的な能力を高める報道、生活情報、PR・広告、それぞれの分野の第一人者である教授陣の指導のもとで、基礎文献の講読や、調査・研究を行います。地域メディアとの連携によるメディア実践活動 広報メディア学科では、地元の地域メディア(湘南ケーブルネットワーク、FM湘南ナパサ、テレビ神奈川のWebサイトなど)と連携した学生のメディア実践活動も行われています。2001年からスタートした地域をテーマとするドキュメンタリー番組は、現在、全国12のケーブルテレビ局においてレギュラー番組として放送されてい主な専攻科目

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