文化社会学部 2020
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A1.高校時代は理系でしたが、文化祭で映画を製作したことをきっかけに、番組や広告など人の心を動かす仕事に興味をもちました。マスメディアからデジタルメディアまで幅広く実践的に学べると確信し、進学を決心しました。A2.テレビ番組制作プロジェクトで学んだことです。制作におけるスキルはもちろんですが、それ以上に大切なことを学べたと思います。番組の企画から取材、撮影、編集、発信まで一貫して行うため、チームや取材先、そしてプロのテレビ局の方など、多くの人たちとかかわりながら、番組を作ることができます。その経験から揺るぎない熱い想いこそが、ものづくりの真髄だということを肌で感じました。A3.広告制作においては三つの力が大切だと思っています。一つ目にクライアント(依頼主)の想いを形にできる力、二つ目に広告を見る生活者の想いを動かすことができる力、三つ目にチームの想いを理解できる力です。これら三者の想いを考える際に、広告や放送など、授業で学んだ知識やメディアプロジェクトでのチームワークの経験は確実に生きています。A4.私は広報メディア学科で確信的な夢を見つけ、ともに夢を追いかける仲間と、夢をかなえるためにサポートしてくださる素晴らしい先生方に出会えました。この学科でしか経験できないことやこの学科でしか抱けない好奇心があると思います。ぜひチャレンジ精神を大切にしてください。皆さんの広報メディア学科での学びが、夢への第一歩となることを心より願うとともに、いつかどこかでお会いできれば嬉しいです。A1.高校生の頃から記者になりたいと考えていたので、必然的にメディアについて学べる学科を志望しました。A2.大学生のときは「見たい・聞きたい・知りたい」の好奇心にしたがって生活をしていました。なかでも印象に残っているのは、日本新聞協会賞を二度も受賞された写真記者のインタビュー記事をゼミの自主課題で書いたことです。徹底的に資料を集め、取材に臨みました。取材では第一線で活躍する記者の情熱や気概をヒシヒシと感じました。最終的には私が共同通信社に入社したことで、彼は大先輩になりました。A3.3年次の夏に読売新聞社、冬には共同通信社のインターンシップに参加しました。留学や研究などで輝かしい経歴を持つ参加者とともに、私は大学で学んだ「徹底的に準備をして臨む」ことに努めました。ほかの誰にも負けない強い思いを持ち、ぶつけることができればそれは必ず相手にも伝わります。これが現在の仕事にも生かされています。A4.記者を志望する場合、優等生であることは何の取り柄にもなりません。自ら行動し、そして選択して、道を切り開いていく力が必要です。「授業に出る・映画を見る・本を読む・寝る……」など、限りなくある選択肢のなかで、どれを選ぶかは、あなたの自由です。その選択の積み重ねが結果になります。卒業するまで決して妥協せず、遊びも勉強も全力疾走してください。道に迷っても、この学科で学んだことやメディアの専門家である先生方が進むべき方向を照らすヒントを与えてくれます。「つまらないこと」で時間を浪費せず、自らの信じる道をひたむきに進んでください。いつか同じ現場で会えることを楽しみにしています。A1.当初、広告や広報、雑誌といった多くの人に映像や紙などで情報を伝えることができるメディアに興味がありました。その中で一つに絞ることなく多くの分野で学ぶことができ、実践的な授業が多くあることが、とても魅力に感じたので志望しました。A2.3年次から始まったゼミナールの活動では、実際に企業から頂いた課題にグループで具体的な施策を考えて取り組み、プレゼンテーションを実際の企業の方の前で発表できたことです。そして、それが神奈川産学チャレンジプログラム(神奈川経済同友会主催)での受賞(優秀賞)へとつながったことです。A3.学科のメディア実践活動である“メディアプロジェクト”を通じて学外の人たちと一緒に広報活動に取り組んだこと。また、ゼミナールで多くの仲間とさまざまな経験ができたことが今の私の強みとなっています。自分に自信が持てるようになり、会社の中や接客というコミュニケーションの現場において、自分の意見を伝えることができていると思います。A4.少しでも興味のあることや好きなことをとことん追究して学ぶことのできる大学4年間がこの学科にはあります。充実した実践的なゼミナール活動や授業、メディアプロジェクトといった多くのことを実際に学ぶことができます。好きで興味のあることをそこで終わらせるのではなく、きちんと知識として身につけて仲間と一緒に考え行動し、今しか学ぶことができない多くのことを経験する大学4年間にしてください。ぜひ広報メディア学科ですてきな大学生活を送ってください!A1.中・高校生の頃、住んでいた地域で大地震(新潟県中越地震と中越沖地震)が発生し、生きるために必要な情報をテレビから得られた経験から、報道の仕事に興味を抱きました。広報メディア学科の実践的な活動ができる環境で勉強したいと思い、志望しました。A2.日本と台湾の歴史や現在かかえる問題などを学ぶため、ゼミで台湾へ行きました。李登輝・元総統と対話の機会をいただき、現地の学生とも交流しました。国際交流の意義を感じ、忘れられない経験になりました。A3.メディアプロジェクトで岩手県大船渡市の方々と交流を重ね、取材した結果を「3.11震災特別番組」として生放送しました。テレビ番組の制作を通じて自分一人では限界があると痛感しましたが、暗たんとした気持ちと前向きな気持ちとが交錯している人に出会い「現実を伝え知ってもらいたい」と思いました。現在、情報番組のほかにニュース取材や特集のディレクションなどを担当していますが、この「現場で感じたことを言葉にする」ことは、すべての仕事においてもっとも大切なことだと思います。A4.在学中に「アナウンサーになりたい!」と自ら声に出して良かったなと思います。先生方や先輩・仲間からさまざまな機会を与えてもらい、アドバイスをいただくこともできました。その結果、夢への思いがさらに明確になりました。「迷ったら行動する」。そうしたら、きっと「やって良かったな」と思えることがあります。このような学びの場が、広報メディア学科にはありますよ。43株式会社博報堂プロダクツ(広告制作会社)一般社団法人共同通信社(記者)株式会社三菱UFJ銀行(金融)株式会社新潟総合テレビ(テレビ局アナウンサー)※本学科の前身「文学部 広報メディア学科」Q 1. 学科に入学したきっかけQ 2. 在学中に学んだことで、一番印象に残っていることQ 3. 在学中に学んだことが、今の仕事に生きている点Q 4. 学科を志望する高校生へのメッセージ広報メディア学科大野 真僚さん2017年度卒業※榎本 ライさん2015年度卒業※根本 彩花さん2016年度卒業※杉山 萌奈さん2014年度卒業※卒業生紹介

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