文化社会学部 2020
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「心理学概論」「社会学概論」を学び始めます。また、新入生向けの「基礎ゼミナール1・2」で今後の履修計画を立てていきます。文化社会学部心理・社会学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、心理学・社会心理学・社会学の学び、そして組織された実験やフィールド実習を通じて、人間関係の充実に必要な社会的専門知識を深めます。心理学系では「人間関係の心理」「臨床心理学概論」「家族関係論」など、社会学系では「現代文化論」「コミュニティと社会支援」などが開講します。「ゼミナール1・2」で“研究する”ということを学習。「心理演習1・2」「質問紙調査演習」など演習形式の科目を履修し、実践力をつけます。スキルである“コミュニケーション能力”と社会的な課題や問題に対して具体的な解決策や行動計画を提案できる“社会的構想力”を有する人材を養成することです。卒業研究に向け「ゼミナール3」で準備を整え、卒業論文を作成します。テーマに即した研究方法を検討し、予定を立てながら進めます。45「心理演習1・2」で箱庭療法を学ぶ風景授業でのディスカッション風景1年次2年次3年次4年次心理学・社会学の 基礎を学ぶ基礎知識・理解力を 強化教育研究上の目的及び養成する人材像演習で実践力を 身につける卒業論文を 仕上げる社会の問題を理解し、 解決策を考える構想力を磨く 「質問紙調査演習」では、人々の意識や行動を調査し、統計的に分析する能力を学びます。「プロジェクト演習1・2」では、地域社会の問題を当事者と対話しながら理解し、解決をサポートする活動を行います。ほかにも、現代の文化現象について映像資料を通して考える「現代文化論」や、マスメディアが人々の意識や行動に与える影響を学ぶ「現代社会とマスメディア」などの科目があります。人間の心を理解し、 人間関係を築く能力を磨く 「人間関係の心理」では、自分や他者の心を理解しながら対話するグループワークを行っています。「心理演習1・2」では、カウンセリングを学び、人の心の問題に寄り添いその解決をサポートする能力を身につけます。ほかにも、人の心の特徴を測定する方法を学ぶ「心理的アセスメント」や、社会生活で抱えるストレスとその解決法を学ぶ「健康・医療心理学」などの科目があります。心理・社会学科でしかできないこと!4年間の流れ

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