文化社会学部 2020
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●専門分野:心理学●担当分野: 臨床心理学概論、パーソナリティ論、●専門分野:心理学●担当分野: 発達心理学、心理的アセスメント、●専門分野:心理学●担当分野: 家族関係論、心理学概論、心理学実験など●専門分野:社会心理学●担当分野: 社会心理学概論、人間関係の心理、組織心理学など●専門分野:心理学●担当分野: 認知心理学、心理演習、心理学概論など●専門分野:心理学●担当分野: 人間関係の心理、カウンセリング、心理演習などYOSHIKAWA, ReikoASAI, ChiakiARISAWA, KohjiYAMADA, SachieSUGANUMA, MakiNAKAJIMA, KasumiClose Up 「プロジェクト演習」という授業は学生の主体的な参加をもとに行われます。授業の中での議論を通して「“こころ”と“社会”を可視化する」というテーマを決めて、「目力」「かみさま」「美容」「パートナー(人と動物の関係)」という日常的な生活の中における“こころ”と“社会”のあり方、そして「こころと社会」の関係についての研究を行い、建学祭でポスター展示を行いました。50 いじめ、発達障害、自殺など学校で発生しているさまざまな問題について子ども、家庭、教師などの観点から研究をしています。特に不登校について複数の研究発表をしています。病院臨床心理学の領域では、ストレス、PTSD、コンサルテーションが主な研究領域になります。また、最近は大学生の無気力や学業を含む大学生活にかかわるさまざまな問題についても研究を進めています。 組織で働く人の仕事に対する意欲やストレス、職業や企業への適応、職場のメンバーや学校の友人との人間関係と葛藤、大学生の仕事の価値観や職業選択などについて研究しています。また、管理職や看護職、大学生や教員などを対象にグループで話し合いながら学ぶ体験的な学習方法を用いて、職場や学校で役立つコミュニケーション能力を育てる教育研修を行っています。 中学生や大学生、対人援助職に就いている人々の人間関係(友人関係、職場での同僚・上司との関係、対象者との関係など)やコミュニケーション行動に注目しています。どのような活動や体験が人々の良質なコミュニケーションを促し、人間関係の問題の予防に貢献できるのかを考え、心理教育の考え方を柱にグループ体験プログラムの開発とその効果について検討しています。臨床ボランディア実習など 対人場面における不安について研究しています。対人場面における不安での困難感は、20%くらいの人が感じているといわれています。大学生でも、ゼミで発表をする、サークルのコンパであまりよく知らない人と会う、就職活動で面接を受けるなど、人前で何らかのパフォーマンスをすることはよくあります。そのようなときに少しでも不安を軽くするにはどうしたらいいか、ということについて研究しています。またもう一つのテーマ、大規模災害後のこころのケアについても研究しています。 主に人生後半期にある人々の心の課題やそれへの援助のあり方について、臨床心理士としての医療機関などでの心理臨床経験をもとに考えます。妊娠や出産、子どもを失うこと、大病にみまわれること、老いることが、その人や家族にどのような影響を及ぼし、そのときにどのような心理援助が求められるのか。人生が予想どおりにならないとき、人はどのようにその状況を生き抜くのか。臨床現場で得た問題意識を大切にしながら考えていきます。 これまで病院臨床と思春期・青年期のこころの健康について研究してきました。そして常に、「こころの発達」と「社会環境的要因からの影響」といった視点を意識しつつ研究しています。たとえば思春期・青年期にこころが不安定になるのは、生まれ持った特性からの影響だけでなく、人間関係や社会通念などの社会環境的な要因も影響しています。私たちは多くの情報や刺激に取り囲まれているのですから、自身のこころについて広い視野から検討することが重要だと思っています。心理学測定演習など心理・社会学科では、現代の人間と社会に関する心理学と社会学の専門家が、ゼミナールなどの少人数クラスで学生の教育とサポートに当たっています。芳川 玲子 教授浅井 千秋 教授有沢 孝治 教授山田 幸恵 准教授菅沼 真樹 准教授中島 香澄 教授教員紹介プロジェクト演習1・2

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