情報理工学部 2020
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[研究テーマ]コンピュータ利用教育工学、高齢者支援技術、マイクロコンピュータ応用 マイクロプロセッサの利用からLSI内部の研究まで、幅広くコンピュータ応用技術に取り組んでいます。コンピュータ利用教育工学分野では、論理的思考を高めるためのプログラミング言語の開発を行っています。高齢者支援技術分野では、要介護者の方の生活プログラムの自動生成アプリケーションの開発や見守り機能を備えた集音器の開発を行っています。また、LSIの分野では、内部構成やテスト手法について研究を行っています。本研究室では、実用面を重視した研究・開発に取り組み、より複雑化する現代社会の中で、たくましく生き活躍できる人材育成を目指しています。あなたにとって研究とは?14研究室で開発したメモリテスト用マイクロプロセッサを使って企業と共同開発したDDR3メモリテスタグライド推進を利用した省自由度型脚車輪ロボット左:カズミ ランディカー さん右:大見 智子 さん情報理工学部 コンピュータ応用工学科大見 智子 さん 4年次県立岡崎西高等学校(愛知県)出身[専門分野]LSIテスティング、コンピュータアーキテクチャ[学歴]東京都立大学大学院工学研究科[専門分野]ロボット工学、メカトロニクス、工学教育[学歴]法政大学大学院工学研究科浅川 毅 教授T.Asakawa博士(工学)稲垣 克彦 教授K.Inagaki博士(工学)| 学生の声 | Voice世界で活躍できる人を目指してプログラミングを学んでいますハードウェア及びソフトウェアの知識を有する教員により、研究室が構成されています。学生は、興味のある分野などから研究室を志望し、3年次の秋学期より各研究室に配属され、コンピュータを応用したゼミナールや研究に励んでいきます。 私は小さい頃から海外に興味があったので、東海大学チャレンジセンターの「Tokai International Commu-nication Club」に所属し、主に留学生と日本人学生の交流の場を提供できるような活動を行っています。活動にあたりさまざまな国の文化や習慣などについて調べることがありますが、コンピュータ応用工学科はグローバルな学科で留学生も多いため、実際の現地のことを聞くことができてとても楽しいです。また、世界共通語であるプログラ[研究テーマ]移動ロボットの新機構・制御システムの開発、メカトロ教育用教材の開発 少子高齢社会に突入した日本において、ロボットやAIの活用が労働人口の不足を補う切り札となる可能性が大きいと言われています。コンピュータと同様に、ロボットはハードウェアとソフトウェアの両者があって、はじめて成立するものです。一方に問題があれば、良いロボットシステムを構築することはできません。当研究室では、移動ロボットを中心に、環境適応能力と移動効率の双方を満たす機構の設計とその制御システムの開発を行っています。また、近年ではICT技術の活用により、さまざまなアイディアを効率良く具現化できるような各種ツールが開発されています。これをサポートする教材開発等も研究対象の一つです。ミングを勉強していれば、初めて会った留学生や外国人と話すとき、たとえ英語が苦手であったとしても、簡単な英語とプログラミング言語の話をすれば互いに通じ合うことができます。ITが急速に発達する社会の中、このコンピュータ応用工学科でしっかりと勉強をすれば日本国内のみならず世界で活躍できる人になることができると思います。私もそのような人になるために日々、学科の先生、先輩にもサポートしてもらいながら頑張っています。そして今ある世界よりも、より便利で豊かな世界をつくっていきたいです。広い世界への“どこでもドア”Asakawa LaboratoryInagaki Laboratory幅広くコンピュータ応用技術を研究少子高齢化社会の切り札、ロボットやAIの活用を研究浅川研究室稲垣研究室コンピュータ応用工学科 | 研究室紹介

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