情報理工学部 2020
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[研究テーマ]知能ロボット、知能システム4年間しっかり学ぶこと就活で成功するコツは?Department of Applied Computer Engineering17観測情報から認識した状況に応じて自律的に行動できる知能ロボットや知能システムを研究している実際の工場でも使用されているLSIテスタを活用し、LSIの評価品質向上に関する研究を行っている越井 信秀 さん就職支援室[研究テーマ]機械学習によるLSIの評価品質の向上、参加型授業を促進する教育支援システム、FPGAによる並列演算システム[専門分野]ロボット工学、知能情報処理[学歴]電気通信大学大学院情報システム学研究科| 身近な就職支援室 | Messageマンツーマンでの親身な応対を心掛けていますコンピュータ応用工学科村松 聡 准教授S.Muramatsu博士(工学)土屋 秀和 助教H.Tsuchiya博士(工学)[専門分野]LSIの設計及び評価、リコンフィギャラブルLSIの活用、コンピュータを活用した教育システム[学歴]東海大学連合大学院理工学研究科 近年、社会情勢は大きく変化し、終身雇用・年功序列・年功賃金は崩壊しています。また、さまざまな業界において、企業の再編・統合が行われ、大企業だから安泰だという時代は終わりました。学生の就職活動においても、活動時期の度重なる変更や早期からのインターンシップへの参加、インターネットによる大量のエントリーなど学生への負担が大きくなっています。就職支援室では、3年次の秋に学生全員との進路面談を行い、日々一 ロボットは今後、産業分野のみならず医療福祉、農業、土木建築などあらゆる分野に加速度的に進出すると考えています。このような未来の社会では、ロボットは私たち人間のパートナーとして身の回りで協働することが当たり前となっているでしょう。このような来るべき社会の実現に向けて「人と共存可能なロボットの実現」をテーマに近年は、人間のように環境を認識して行動できる自動走行ロボットや料理ロボット、畑そのものに知能を持たせて自ら行動できる知能化畑や農業ロボット、VR(バーチャルリアリティ)技術を活用した遠隔操作型ロボットや作業支援システムなど幅広い知能ロボット、知能システムの研究開発に取り組んでいます。 近年、情報化や自動化が進み、私たちの暮らしは更なる進化を遂げています。この実現のためには、大規模なICチップであるLSIの活用が必要不可欠となっています。また、LSIは信頼性を確保するために、生産時に動作確認をはじめとした評価が行われています。そこで、LSIの高い信頼性を実現するアプローチとして、LSIの評価品質を向上する手法の開発に取り組んでいます。また、プログラムにより回路を構築可能なLSIであるFPGAが持つ、柔軟性や並列処理容易性を活用し、機械学習や並列計算をはじめとした技術を融合させたシステムの開発を行っています。縁の下の力持ちをさらに下から支える存在として、力を尽くします。人ひとりに則した対応を行っています。学校推薦対応、企業紹介、エントリーシート添削、面接練習などタイムリーに要望に応えアドバイスしています。また、多くの企業の人事担当が来室し、学生への紹介依頼を受けています。30年余りの企業経験者として社会人の目線で、また、親の目線で厳しく指導することもありますが、キャリアカウンセラー有資格者として学生に寄り添って、親身な応対を心掛けています。Muramatsu LaboratoryTsuchiya Laboratory人とロボットが共存する社会の実現を目指して情報化や自動化を支える縁の下の力持ちをさらに支える技術開発村松研究室土屋研究室

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