4年次生の工夫を凝らした演技に注目!2018年度卒業井上 夏子 さん鈴鹿高等学校（三重県）出身形を学ぶ意義は？剣道の形は、剣道の基本的な技術が身につくだけでなく、剣道形を繰り返し修練することによって、剣の理合や基礎的な礼儀作法などを習得することができます。演武会で得たものは？演武会では、ほかの演武者と呼吸を合わせて行うため、普段の形の稽古とは違った緊張感や一体感を感じることができました。どんなところ、何を見てほしい？緊張感の漂う中で演武者たちがつくり出す一体感や緊迫した雰囲気。今まで稽古してきたことを最後まで完璧にやり遂げる瞬間を見逃さないでほしいです。武道学科 武道学科では、1年間の修練の結果を披露する場として、柔道、剣道コース全学年が集い、学年別にそれぞれ演武を行う、演武会を実施しています。授業で学んできた武道の形を、大勢の前で披露することで、緊張感の中でも力を発揮できる集中力を養うことも目的としています。PICK UPQ.A.Q.A.Q.A.柔道コース2018年度卒業森田 貴文 さん東海大学付属第五高等学校［現：東海大学付属福岡高等学校］（福岡県）出身体験インタビュー剣道コース体験インタビュー演 武 会Q.A.Q.A.Q.A.武道学科は、伝統文化と海外交流に主眼を置き、武道演武会、海外実習の実体験を通して肌で感じながら学ぶことを大切にしています。伝統文化で日本を、海外交流で外国を学ぶことで比較対象の目を養い、「他者肯定」の心を培うことも目的としています。 毎年、柔道コースの4年次生による護身術の形をアレンジした演武は学生を楽しませてくれています。厳かな武道の演武とは異なる側面に着眼した試みになっています。形を学ぶ意義は？柔道の創始者である嘉納治五郎は「柔道の稽古には形、乱取り、問答、講義が必要」と言っています。このように、形を学ぶことで柔道の競技力や教養力を育むことができると思います。演武会で得たものは？演武会を行うことによって、緊張感を持って取り組む姿勢を学ぶことができました。また、ほかの学年の演武を見ることによって、それぞれの形のあり方を客観的に見ることができました。どんなところ、何を見てほしい？柔道には受けと取りがあり、形ではその受けと取りが決められた手順に従って技を仕掛けることによって技が完成されます。そのことを理解しながら、形の迫力ある演武を見てほしいと思います。26伝統文化と海外交流授業の成果を披露
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