文学部(改)2020
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■オギュスタン・ベルクを中心に読み解く日本家屋■からくり人形から見る民俗芸能の保存と活用■屋久島から見るエコ・ツーリズム■3・11と現代文学■メディア論から考える活字文化の行方12気になることが、そのまま学びにつながる文明学科では、学生が自由にテーマを選んで卒業論文を作成しています。右記のタイトルからも、本学科の学びの広さ・ユニークさが伝わるはずです。 文明学科は現代におけるさまざまな「文明」を多様な視点から学ぶことができるのが特徴です。つまり、自分の好きな視点から文明を考えることはもちろん、大学で初めて学んだ視点から文明を考えることもでき、他学科と比べてあまり縛りがありません。それだけに、自分の興味をもった視点から4年間じっくりと「文明」について学び、追究することができます。 私は社会科の教員を目指し、教諭一種免許状取得のための勉強もしています。「いろいろな知 文明学科は、広い視野をもつためには最適な環境だと思います。私は現在、教育と宗教の関わりについて研究していますが、環境や哲学、ジェンダーなど幅広く研究している同級生もいます。現代社会において課題とされているさまざまなことに、自分なりの見方を生かして考えるということは、解決の方向を探るためにも重要なことだと考えます。 私は、中学校社会科・高等学校地歴・公民科の教員免許取得に向けて教職課程も履修してい 文明学科は、文学部で最も多くの分野を学べる学科です。宗教、環境都市、民俗、思想、ジェンダーなど幅広く学ぶことで自分の中の選択肢を広くもつことができます。そこから、自分の一番興味をもった分野を学べることが文明学科の特徴です。 私は体育会バドミントン部に所属しています。部活動は日曜日を除いた週6日で平日は毎日あります。しかし、そんな忙しい中でもしっかりと計画を立てれば勉強やレポートをする時識がある先生」を目指す私にとって、幅広い分野を多面的な視点から学べる文明学科はぴったりの学科でした。自分の興味をもった視点から文明を学ぶと同時に、教職の勉強にもしっかり打ち込めるのは文明学科の強みだと感じます。 ほかにも文明学科の自由度を生かし、興味のあった体育学を副専攻として履修するなど、放課後は部活動や自習の時間に充てています。文明学科だからこそできることがたくさんあるので、ぜひこの学科で学んでほしいと思います。ます。また、3年次からの放課後には、社会科教育について研究する自主ゼミにも参加しており、生徒を導けるように模擬授業などを通して追究しています。 このように、より多くのことにチャレンジできる文明学科は、現代にグローバルな視野をもちつつ、専門的な分野を学習することもできるオールマイティな学科だと考えます。皆さんも文明学科で自分なりの生き方をしてみませんか。間はいくらでも確保できます。また、大学の図書館やパソコン室は22時ごろまで開いているため、そういった施設を利用できることも東海大学のいいところです。もう一つ、東海大学は他学部・他学科の授業を受けられることも特徴で、私は、体育学部の授業にも出席しています。 私は大学でさまざまな授業に触れ、いろいろな人たちと出会うことで自分の世界を広げたいと考えていました。そういったチャンスに恵まれた学科、それが文明学科です。興味があることを自由に学べる文明学科では、履修する内容や経験する活動は学生によって十人十色。文明学科で先輩が感じたことや体験したことなど、受験生の皆さんに向けたメッセージを集めました。卒業論文テーマ例長澤 佑亮さん 4年次東海大学付属静岡翔洋高等学校(静岡県)出身塙 麟一さん 4年次県立水戸桜ノ牧高等学校(茨城県)出身能戸 孔太郎さん 4年次札幌第一高等学校(北海道)出身先輩からのメッセージ文明学科ならではの自由な学びを最大限に活用。広い視野から、教職の勉強をしていく。多くの分野から興味のある学びを見つけられる学科。

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