文学部(改)2020
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●専門分野:日本古代史●研究テーマ:官人制、日韓木簡の比較●専門分野:日本近現代史●研究テーマ:軍隊・戦争と民衆生活●専門分野:近世対外交渉史、世界地図学史●研究テーマ:日蘭・日魯文化交流史●専門分野:日本近代史●研究テーマ:戊辰戦争、士族の動向●専門分野:日本近世史●研究テーマ:幕藩政史、災害史●専門分野:日本中世史●研究テーマ:鎌倉幕府の成立●専門分野:日本近世史●研究テーマ:近世武家社会、地域史18K.Yamamoto文学修士N.Hoshino文学修士T.Santa博士(文学)K.Kanehira博士(文学)山本 和重 教授三田 武繁 准教授兼平 賢治 准教授「地域史演習」でのフィールドワーク ➡詳細はP.20へA.Hatanaka博士(史学)A.Yoshida文学修士H.Baba文学修士畑中 彩子 講師吉田 厚子 現代教養センター教授馬場 弘臣 教育開発研究センター教授 日本近現代の社会史を研究対象としています。特に1945年の敗戦以前に、教育や納税とともに国民の三大義務の一つであった兵役と、民衆生活とのかかわりを研究しています。戦時に、軍隊に召集されることにともなって発生する、応召者の失業問題や、その家族の生活問題に関心があります。 戊辰戦争期を中心に、幕末から明治前期にかけての地域政治を研究しています。特に新潟をフィールドにして、開港場警備が変質していく過程や、新潟開港問題が奥羽越列藩同盟に与えた影響などを考察してきました。最近は、明治初年の江戸藩邸処分や士族の動向に興味をもっています。 鎌倉時代の政治史を中心に研究を行っています。特に12世紀後半の内乱期に成立した鎌倉幕府体制の基本的性格を解明するため、幕府の支配体制を支えた守護・地頭制度や御家人制の形成過程を中心に検討を加えています。このほか、中世貴族社会における家の成立と継承の問題にも関心があります。 戦乱の世から泰平の世へと移り変わった17世紀の武家社会を、政治理念転換の画期とされる4代将軍徳川家綱政権の諸政策に注目して研究しています。また、近世社会を豊かに描くために、牢人や女性、あらゆる身分の人とともにあった馬にも関心を寄せています。被災史料の修復と活用にも取り組んでいます。 奈良時代から平安時代の諸問題について、2つの視角から研究を行っています。第1に、律令制度が古代国家においていかなる役割をはたしていたのか。特に官人の昇進過程について研究しています。第2に、日本や朝鮮半島から出土した木簡の分析を通じ、古代東アジア世界の交流について考えています。 江戸時代の知識人たちが、西洋の科学技術の知識・情報を、中国の伝統技術と比較しながら、どのように受容して発展させたのかについて研究しています。特にオランダ・ロシア・中国から舶載された古地図や地球儀と内外の文書を活用して、日本における地図文化の受容と世界認識のあり方を解明しています。 相模小田原藩を主なフィールドとして、近世後期から明治維新期にかけての藩政について研究を進めています。幕府の軍役と藩の対応、藩の財政政策や領内に対する諸政策、領内の農村構造の変容や農民の動向について分析しています。古代から近現代までの各時代に精通した教員がそろっています。非常勤講師の専門分野も政治史・外交史・軍事史・村落史・生活史・宗教史など多彩で、学びたいテーマについて十分な指導を受けることができます。教員紹介軍隊と民衆とのかかわりを研究明治維新期の地域を探る星野 尚文 教授鎌倉幕府体制の解明近世社会を描く新たな視点を探究古代の官人制度及び木簡の研究地図と文書から文化交流の実態を探る小田原藩の藩政を研究

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