文学部(改)2020
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Close Up世界の大学がキャンパスだ26 本格的にヨーロッパの大学で語学を学びたい人には、東海大学海外派遣留学プログラムを利用しての、休暇期間中約1か月の短期留学コースがオススメ。勉強だけではなく、現地の学生との交流も大切な経験になります。さらに興味が湧いた人には、約3か月間の中期留学コースや約1年間の長期留学コースが開かれています。 西洋史専攻は、第二外国語に力を入れているので、学内で多くの学生が留学試験をクリアして、世界に旅立っている学科の一つです。オススメは英語圏ではカナダのブリティッシュ・コロンビア大学、オーストラリアのクイーンズランド大学、ヨーロッパではドイツのフンボルト大学、オーストリアのウィーン大学、フランスのブルゴーニュ大学、スペインのサラマンカ大学、ロシアのモスクワ大学。単位認定はもちろん、大学のサポートがあるのも心強いですね。ドイツ/フンボルト大学ロシア/モスクワ大学フランス/ブルゴーニュ大学東海大学には世界各国で学べる「海外派遣留学プログラム」が充実しています。この留学制度を利用して西洋史専攻の学生の多くが海外で学んでいます。あなたも世界へ飛び出して異文化体験してみませんか?した。私は平日にブルゴーニュの都市であるディジョンを散策したり、パリで買い物をしたり、休日にはストラスブールやリヨン、モンサンミッシェルにも出かけました。また、知り合いのフランス人の家を訪ね、現地の人の暮らしや家庭料理にも触れることができました。 留学を経てフランス語が分かるからこそ得た知識や、フランスで暮らす人々の暮らし、生きる上で大切なことも学ぶことができました。言葉と文化の壁で苦労したこともありましたが、1か月で人として成長でき、充実した日々であったことに間違いはありません。ぜひ留学に参加してみてください。佐藤 穂乃花さん 4年次東海大学付属相模高等学校(神奈川県)出身留学先マップフランス・ブルゴーニュ大学留学体験記 私は、2年次の春に1か月間、ワインとマスタードが有名な地方にあるブルゴーニュ大学へ留学しました。1年次からフランス語の勉強を始めて、今の実力がどれくらいなのかフランスに行って確かめたいと思い、留学することを決意しました。 ブルゴーニュ大学での授業はまず初めにクラス分けのテストがあり、テストの結果でその日中にクラスが決まりました。授業時間はクラスごとに異なり、午前中で終わるクラスや午後から始まるクラスがあります。授業内容は文法の確認やディベート、ペアで劇を行うなど実践を通して語学力を磨くことができました。 私のクラスは午前で終わることが多かったので、平日の午後と休日は自由に使うことができま世界へ飛び出す 西洋史専攻の先輩たち

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