文学部(改)2020
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●専門分野:ロシア・東欧近代史●専門分野:古代ローマ史●専門分野:ビザンツ史●専門分野:中世バルカン史●専門分野:近現代イタリア史●専門分野:イギリス現代史●専門分野:スペイン近世史●専門分野:フランス近代史29M.YamateM.NakashimaH.InoueY.KinbaraT.OshioT.ImamuraH.TokoT.Watanabe山手 昌樹中島 幹人井上 秀太郎金原 保夫押尾 高志今村 労都甲 裕文渡辺 知歴史学科 西洋史専攻 大学で西洋史を学ぶきっかけは、高校1年生のときに触れた世界史の面白さでした。大学では、私と同じく世界史の面白さを共感し合えるたくさんの友人に出会えました。そんな友人たちと意見を出し合いながら学んだゼミ形式の授業は、非常に充実したものでした。ゼミで幾度となく行った研究発表で培ったプレゼンテーション力は、その後の就職活動や社会人となった今も大いに役立っています。 私は現在、生まれ育った静岡県の焼津市役所で働いています。自分が育ったこの街に少しでも恩返しをしたいという思いから、この職場を選びました。焼津は全国有数のマグロやカツオの水揚げ量で知られる漁業を中心とした産業が盛んな街です。私は、焼津の産業を更に活性化させるため、新たな工場建設の補助金の交付や企業の焼津への誘致、そして市内中小企業の販路拡大の支援といった企業の方と接する機会の多い業務を担当しています。業務に関する専門的知識がない中、日々苦労もありますが、地元焼津の活性化の一助につながることにやりがいを感じています。市役所は異動すると仕事内容ががらっと変わってしまいますが、西洋史を学ぶ中で意識してきた物事を多角的に捉える力があれば、どの部署に行っても通用すると自負しています。 最後に、大学での4年間は、皆さんのこれからの価値観や生き方を大きく左右するとても大切な時間です。今学んでいることが、将来役に立つのか疑問に思うこともあるかもしれません。しかし、卒業して社会人になると、大学で学んだことや体験したことの価値が分かるようになります。「価値が無い学び」なんて一つも無いと私は思います。皆さんの仕事や生活、どこかの機会で必ず結びついてくるはずです。 大学ではいろいろな人に出会い、失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦して、自分を高めてほしいと思います。竹島 克裕さん2015年度卒業焼津市役所■多彩な非常勤講師卒業生からのメッセージ「価値の無い学び」なんて一つも無い

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