国際文化学部 地域創造学科 2021
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0102地域創造学科 教授山田 秀樹 H.Yamada専門分野: 健康心理学、スポーツ心理学地域創造学科 4年次山本 果歩 K.Yamamoto東海大学付属札幌高等学校 出身地域創造学科 4年次大江 真由 M.Oe東京都立日野高等学校 出身地域創造学科 教授新出 昌明 M.Shinde専門分野: スポーツ経営学Messages from Faculty to Students10地域創造学科★★★★★★新出先生 山本さんが履修している「器械運動の理論と実習」はどんな点が面白いですか?山本さん マット運動について学んでいますが、倒立や前転などをただやるのではなく、体の構造を頭の中に入れた上でバランスやフォームの美しさを考えることが重要だと知りました。新出先生 保健体育の教員採用試験には実技がありますから、正しく美しい見せ方ができるようになることは大切です。教員になった時に見本となる動きができるようになってほしいですね。山本さん 新出先生の授業は学生同士で教えあったり、動作を録画して確認できるなど、自分たちが中心となって学ぶことができるのでとても楽しいです。スポーツは「やる」「見る」「支える」「知る」などさまざまな側面を学べることも面白いと思います。新出先生 地域に出て実践できる機会もたくさんあるので、いろいろなことを経験してください。「やる」「見る」「支える」「知る」スポーツをさまざまな角度からとらえることで理解を深める山田先生 大江さんは2年次に、スポーツ心理学のフィールドワークで、沖縄県那覇市で開催されているNAHAマラソンに参加しましたが、そこでどんなことを体験しましたか。大江さん マラソンの参加者を対象に、ゴール後にインタビューしたり、アンケートを取って、ランナーの意識や大会の魅力などを調査しました。私も那覇で初めてフルマラソンを走ったのですが、沿道の声援に励まされました。山田先生 NAHAマラソンでの調査は10年ほど前から続けており、スポーツ心理学に関する貴重なデータを集めることができています。大江さん スポーツ心理学を学ぶことで、マラソンだけでなく、いろいろなスポーツを観戦するようになりました。山田先生 スポーツ心理学は、スポーツを通して心と体のつながりを考えていきますが、大江さんは「観衆」への興味につながっていますね。とても面白い観点だと思います。身近なスポーツを通じて心と体のつながりを探求したい在学生×教員メッセージ [学びに関する“熱い”メッセージ]

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