マナビゲーション2022
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環境や社会と共生できるビジネスを提案したい。エコビジネスに興味がある。私たちの周囲を取り囲むあらゆる状況を「環境」という。自分の周りに目を向けると、生活のすべてが環境とリンクしていると言えることに気づくはずだ。私たちが日頃口にする食料や洋服、住居はもちろん、消費生活、経済・経営、地域やまちづくり、健康、農業、生命、自然など、身の回りのことはすべて環境と関連づけて考えることが可能。つまり環境問題は決して人ごとではなく、自分自身に関わる問題であり、「これからの生活はどうあるべきか」「私たちはどのように生きるべきか」を考えることにもつながると言える。 「エコ」とはエコロジー(生態学)を略した和製英語だが、現在は「環境に優しい」「環境に配慮した」「環境負荷が少ない」、さらには「健康にいい」「自然な」といった意味でも用いられる。人と人を取り巻く環境について考え、環境と共生できるビジネスを提案する。こうしたエコビジネスを考えられる人材が今、社会で必要とされている。昨今、生活の中に自然を取り入れる、環境に配慮した生活を行う「LOHAS」が注目されて久しいが、これもエコビジネスの一つの現れと言えよう。環境問題は、さまざまな分野の仕事と密接に関わっている。今、企業で求められているのは、自ら意欲的に課題に挑戦し、エコビジネスを提案できる知識と実践的スキルを備えた人材だ。 私たちを取り巻く環境は、資源や食糧、水や空気まですべて有限のものであり、有効に循環させ保全していかなければ、豊かで快適な生活を維持することはできない。こうした認識のもと大学では、私たちを取り巻く環境問題を幅広く学ぶことからスタート。加えて企業経営やリサイクル・省エネなどのエコについて、また「人と環境との調和・共存」を学び、日常生活のさまざまな疑問や問題を解決に導くサステイナブルビジネス(持続可能なビジネス)に貢献できる知識を身につけていく。エコビジネスを考えるには、まず「環境」について学ばなければならない。環境にはさまざまなアプローチがあり、環境情報工学科など主に自然科学分野からアプローチする学科や、人間環境の諸問題に取り組んでいく社会科学系の学科、身近な問題から地球規模までの環境問題を扱う家政系学科、快適なまちづくりを探究する不動産系の学科、環境にやさしい暮らし方を提案する建築・デザイン系学科などがある。理系・文系の垣根を越えた学びも多いため、自分の興味がどこに向いているのかを見極め、学科選びをしたい。経営学部 マネジメント総合学科 環境・情報マネジメントコースどんな世界?どう学ぶ?どこで学ぶ?城西大学で学ぶなら ▶▶▶私たちを取り巻く環境は資源や食糧、水や空気に至るまですべて有限。無理なく循環させ、保全していかなければ、豊かで快適な生活を維持することはできない。環境や社会とうまく付き合っていくにはどうすればいいか。私たち一人ひとりに投げかけられている大きな問いだ。安心、安全で持続的な社会構築に向け、実践的な学びを。 エコロジー、防災、地域、IT、コミュニティ、まちづくり、カルチャーなど、さまざまな社会環境課題のソリューションを提案・実行する人材を育成しています。安心、安全で持続的な社会を構築するために、幅広い学問分野の知識を習得するとともに、「まちづくり」「キャリア形成」「インターンシップ」「女性キャリア研究」「スチューデント・インターンシップ」「行政キャリア研究」の6つのプロジェクト研究プログラムを設定。問題解決のためのプロジェクトを企画・実践することで、実際の現場に近い体験ができます。早期に進路探究や就職活動に活かすことが可能です。1502

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