2021 福山大学要覧
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計数・計量調剤(散剤、錠剤)医薬品情報管理医療コミュニケーション自己学習スペース教育・実習施設無菌製剤(注射剤)フィジカルアセスメント実務実習セミナー学生ラウンジ薬剤師としての必須の知識・技能と実践能力を修得する医療薬学教育センター110処方せんに記載された医薬品の組み合わせや用法・用量に問題がないかを監査する能力を養います。また、同時に正確かつ素早く調剤する技能も修得していきます。医療従事者は、日々刻々と変わる医薬品情報を迅速かつ正確に収集、分類、整理し、提供する能力が必要です。現場で通用する実践的な技術を身につけます。患者さんに対する服薬指導など、薬剤師には高いコミュニケーション能力が求められます。模擬患者さんを相手にコミュニケーションのトレーニングを行います。自分のペースで学習ができる「自己学習室」、友達や先輩たちとグループで 学習可能な「SGD室」があります。図書館分館にも多くの学習スペースが設けられており、視聴覚ブースではDVD等を用いた自己学習も可能です。がん化学療法などでは、複数の医薬品を輸液に混合して点滴静注します。クリーンルームの中で、注射剤の無菌製剤の手技・手法をトレーニングします。血圧、呼吸、心音などのバイタルサインから患者さんの基本的な身体状態を判断するトレーニングを行います。高機能シミュレーターを使って実施します。病院と保険薬局でそれぞれ11週ずつ学修してきた成果をセミナー形式で発表します。学生だけでなく教員もセミナーに参加し、熱のこもった議論が行われます。清涼飲料水の自動販売機や無線LANが整備されており、講義の合間の休憩や昼休みの食事などが可能なくつろぎの空間です。友達同士で会話を楽しんだり、講義でわからなかったことなどを教え合ったりしています。薬剤師としての必須の知識・技能及び実践能力を修得する6年制薬学教育課程に対応した最新の設備を整えた施設です。計数・計量調剤、無菌製剤の調製、医療コミュニケーション、フィジカルアセスメントなどの充実した医療薬学教育が行われています。最新の教育・実習施設を用いて充実した医療薬学教育を行っています。

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