2021 福山大学要覧
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地域を愛し、地域で活躍し、地域から国際社会につながる「未来創造人」へアクティブ・ラーニングを構成する主な学修方法問題解決型学修(PBL)シミュレーションフィールドワークサービス・ラーニング地域に飛び出して奉仕活動などを行う学修スタイルスモールグループディスカッション(SGD)グループワークディスカッションプレゼンテーション034学生が主体的、能動的に学修に参加できる仕組みを備えた教授・学修法を意味するアクティブ・ラーニングが求められています。これは、認知的・倫理的・社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力を身につけることが可能です。福山大学では、このような方法を多くの講義で取り入れています。■人と協力しながら、ものごとを進める ■異なる意見や立場を踏まえて、考えをまとめる ■自分で目標を設定し、計画的に行動する ■自ら先頭に立って行動し、グループをまとめる ■パソコンを使って文章・発表資料を作成し、発表する ■文献や資料の中の情報を正しく理解する ■既存の枠にとらわれず、新しい発想やアイデアを出す身近な問題を素材とし、具体的な解決に向けて取り組む学修スタイル実際の環境に合わせた条件で作業等を行い、模擬的に体験する学修スタイル現地に出かけて調査・研究する学修スタイル少人数のグループに分かれ、自分の意見を述べながらグループとしての意見をまとめ、発表する学修スタイル学生主体で取り組む問題解決型学修PICKUP グローバル人材教育研修Ⅰ〜Ⅲ(トップ10カリキュラム)事前準備として、研修先の政治経済状況、各自が取り組む問題の設定、そのアプローチに関する説明を行い、3週間の海外研修を通してプロジェクト型学習を実施します。自分で問題を設定し、どのようにすれば問題解決に至るかについて十分なシミュレーションが必要となります。公衆栄養学実習公衆栄養学は、地域で暮らす人々を対象に、より良い健康づくりを栄養面からサポートするための知識や理論を学習します。公衆栄養学実習では講義で修得した知識をもとに、グループに分かれてディスカッションを繰り返し、地域の健康・栄養課題について情報を収集・分析・整理を行い、母親教室や健康栄養教室などライフステージに合わせた健康支援をシミュレートすることで、公衆栄養を担う実践力を向上させていきます。臨床推論演習適切に患者情報を収集し、状態を正しく評価し、診療ガイドライン及び適切な医薬品情報を基に、患者に適した薬物療法を提案・実施・評価する臨床推論の考え方を身につけます。ネットを利用した調査、グループワークあるいはカンファレンスなど、様々な学習手法を取り入れています。国際経済学科人間文化学科文化企画実習イベント企画・運営の専門家による指導の下で、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけることをめざし、学外の地域住民を対象にした「人文フェスタ」と呼ばれるイベントを、企画段階から小グループごとにディスカッションを通じて練り上げていき、実際に学外の施設で運営・実施します。スマートシステム学科スマートシステム応用実験Ⅱワンボードマイコン、センサー素子、各自で設計した電子回路を組み合わせ、ネットワークセンサシステムの製作を題材としたアクティブ・ラーニングを学生実験に取り入れています。また、ロボットアームの操作や三相交流・高電圧等を扱う実験を小グループで主体的に行い、議論しながら進めていきます。生命栄養科学科薬学科PBL+フィールドワーク+SGDサービス・ラーニング+SGDPBL+SGDシミュレーション+SGDPBL+SGDアクティブ・ラーニング

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