2021 福山大学要覧
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地域を愛し、地域で活躍し、地域から国際社会につながる「未来創造人」へ高い就職率038■就職支援・指導は、ゼミ担当教員を中心に行い、学部学科の就職委員がバックアップしています。また、就職課では就職情報や求人情報の収集・提供、就職ガイダンスの運営、保証人との就職懇談会、卒業生による就職体験発表会の開催、学生への就職相談・履歴書の書き方指導、個人面接・集団面接・グループディスカッション対応指導やジョブサポーターによる就活相談を行っています。■本学には、地域人材育成事業を行う学部横断型の支援組織として「自分未来創造室」が設置されています。学部・学科の代表教員が運営委員として参加し、1年次生から4年次生までを対象に地域で活躍する人材を育てる取り組みを行っています。経験豊富なコーディネーターが常駐し、産業界のニーズに対応できる人材となるよう、産業界と学生との橋渡しを図り、個別に学生の指導にも当たっています。■学生はこのシステムを適切に利用し、系統的な支援を受けながら初期の目的に沿った就職活動を行っています。個別指導重視の全教職員による支援■就職は「教育課程の成果」の指標であり、初年次教育から始まり卒業研究に至る学士課程プログラムとキャリア教育の集大成です。就業力養成は、学士課程教育の内外に体系的に位置づけることが必要であり、本学においてはこのような社会のニーズに応えるべく幅広い職業人養成を一義的な目標とした教育を行い、卒業生の就職の質と量を向上させることを最重要課題の1つとして取り組んでいます。多面的な支援(ジョブサポーター・キャリアカウンセラー・自分未来創造室)■10年以上の実務経験で高い技能が要求される国家資格「1級キャリア・コンサルティング技能士」保有の職員が、学生一人ひとりに対してより高度な個別相談や面接練習などを常時行っています。また、ハローワークから派遣されるジョブサポーターからは学生が希望する勤務地、業種、職種についての求人案内や就活相談を行ってもらっています。就職支援システム(ゼルコバ)による支援■大学に届く求人票をインターネット上で閲覧検索することができます。また、企業から求人票が届いた際、その情報を学生個人のメールアドレスに届けることもできます。ゼミ担当教員は、学生との面談内容を入力します。就職課の職員も同様に閲覧や登録ができ、一人の学生に対して多面的に一貫性のある就職支援を行っています。●2019年度卒業生のうち、就職を希望する学生の就職率は99.7%と前年同様高い水準を維持することができました。教職員によるきめ細かい支援体制と学生の頑張りが結実したものです。●中国・四国地区は95.5% という中で、卒業生が頑張った結果といえます。全国平均は98.0%(私学は97.9%)となっており、全国平均と比べても、極めて良好な就職内定率を達成することができました。就職支援福山大学は、きめ細かな指導をモットーに、個別面談指導と就職支援システム(ゼルコバ)を活用した学生と教職員との連携をとおして、学生が自己の適性や希望を活かした進路決定ができるよう、系統的な支援を行っています。また、これまでに形成されてきた地元産業界との強い絆を活かした支援も展開しています。キャリア形成・就職支援資格取得も就活も万全のサポート体制

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