2021 福山大学要覧
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経済学部税務会計学科未来に触れる税務会計学科のゼミ活動関下ゼミ会計“も”人類の幸福のためにある055頼りになる地域の税理士をめざす「会計」で鍛える硬派ゼミ。全員、簿記資格を取得済営利企業・非営利組織の管理会計について学ぶゼミです。学修には会計知識が必須で、管理会計は企業内部の情報を経営管理者の業績評価・意思決定に資するよう提供されるものです。近年、非営利組織においても経営管理が課題であり、管理会計は様々な組織において求められる学問です。本ゼミでは営利・非営利に関わらず、組織内部の財務情報等を活用する方法を学びます。会計は企業経営の写像だと言われます。正確な企業実体を知るには、その会計情報を知らなければなりませんし、会計情報は内部外部に関わらず、良好な組織経営に資するものでなければなりません。良好な組織経営は良き社会を作り、良き社会は人々の幸せを作るのです。学生には、経営の基礎や手段としての会計という視座に立ち、ビジョンの達成を通じて良き社会の形成に資することを理解してほしいと思います。学生の研究テーマ例■ 企業価値向上を企図する内部留保の活用■ わが国消費税制度の課題■ キャッシュ・フローを用いた企業の経営分析関下 弘樹 准教授座学中心になりがちの「会計」演習ですが、組織での会計現場体験や個別原価計算を使う造船の進水式の見学など、実地での「会計」に触れる取り組みを通じて「体で覚える会計学」をめざします。私は地域の企業経営をサポートしたいと思い、税理士をめざしています。税務会計学科では、会計・経営・税法など様々な観点から企業経営について学んでいます。3年次には税理士試験へのステップのために日商簿記2級を取得しました。大学院進学後は研究を通じて、さらに高度な専門性を身につけたいと思っています。税務会計学科の教員紹介はこちら税務会計学科 4年小林 勇斗 さん広島県立尾道北高等学校 出身

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