人間文化学部心理学科未来に触れる心理学科のゼミ活動大杉ゼミ元科捜研の女である教員を筆頭に熱いメンバーが揃っています065〜学科を代表して〜 児童臨床心理学ゼミの学生より捜査心理学研究室です。人の記憶を探るポリグラフ検査、正しい情報を引き出す取調べ手法等、実際の犯罪捜査に活かされる心理学を学び、深め、そして発展させることをめざした研究室です。心拍、呼吸、脳波等の体の反応を測定する実験をしたり、行動や質問紙のデータを集めて分析したり、取調べスキルを体験したりしながら、いかに科学的に犯罪に立ち向かうかを皆で探っています。犯罪はとても身近に潜んでいます。身近な話題に科学で対抗する醍醐味は、心理学ならではの面白さです。「ちょっといいかも」くらいの興味でも、「絶対に犯罪を許さないぞ」という正義感あふれた思いでも、入れば皆、楽しんで学ぶことができるトピックばかりです。大学生のうちに学ぶべきことは、勉強ばかりではありません。捜査心理学を通じて培われる冷静な分析力、臨機応変な対応力は、情報で溢れる現代において、警察に限らず広く一般社会にも役立つ力です。学生の研究テーマ例■ ポリグラフ検査の突破法はあるか―ポリグラフ検査におけるノイズの影響―■ 防犯カメラの有無が犯罪不安喚起に及ぼす影響■ 取調べ場面における話者の姿勢の影響大杉 朱美 講師心理学を選んだ理由と今後の目標Q. 心理学科を選んだきっかけ身近な人の心に寄り添い、健康問題を支援したいという思いから心理学科を選びました。しかし、実際は心理学には、発達心理学や犯罪心理学、臨床心理学、社会心理学など様々な分野があり、学べば学ぶほど人の心は複雑だということが分かりました。そのため、さらに学びたいという意欲が湧いてきます。Q. ゼミの活動私の所属する児童臨床心理学専門ゼミは、発達に特徴のある子どもたちへ向けて、ひなた教室というボランティア活動を行っています。ひなた教室では、その子の特性に応じて学習を教えたり、ゲームを通じてコミュニケーションを促しています。活動を通じて子どもたちとの仲が深まり、成長を身近で感じることができるため、ひなた教室の活動が楽しみです。Q. 将来の目標心理に関する支援を行う国家資格である公認心理師をめざし、4月から本学の大学院に入学予定です。将来は病院や学校などでカウンセラーとして働き、人々の心の健康増進に努めていきたいです。心理学科の教員紹介はこちら心理学科 4年柏原 由貴乃 さん広島県・如水館高等学校 出身
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