2021 福山大学要覧
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人間文化学部メディア・映像学科未来に触れるメディア・映像学科のゼミ活動丸山ゼミ「これがいい!」その一言がでるまで思索する贅沢な時間を楽しもう!069メディアにどっぶり浸かる4年間あなたの「なぜ」「どうして」に答えを見出すためのピア・サポーター3年次からゼミに所属し、卒業論文の執筆及び卒業制作に取り組むメディア・映像学科において、丸山ゼミは「メディア×社会×理論」をテーマにメンバー各自の興味・関心を掘り下げることに軸足を置いて活動しています。研究テーマは多岐にわたりますが、「あたりまえ」を疑い、「なぜ」「どのようにして」そうなっているのか思考する力を育てます。メディアを学ぶことは一見すると華やかに見えます。しかし、いまの情報社会を読み解き、様々な情報媒体の文化や歴史・デジタル情報技術について考えることはとても地味な作業です。そうした思考の先に、メディアの華やかさは生み出されています。このような思考実験を通じて培われるのは、対象を冷静に分析したり多角的な視点を手にするため必要な情報を収集したりというように「現代社会を生き抜く力」です。学生の研究テーマ例■ SNS時代におけるアイドル生産システムの成立■ 1990年代にみる音楽産業の衰退と次代への萌芽■ 美術的価値とアーティストの「有名性」をめぐるジレンマ丸山 友美 講師ゼミ生は自らの興味・関心に基づいて本を読んだり、資料を集めたり、制作に必要なアプリの操作法を習得したり様々に活動しています。ゼミ発表はメンバーからアドバイスを集め、次のステップへ進む方策を見つける絶好の機会です。本学科はメディア制作実習とメディアの知識を養う講義科目で構成されています。私が特に興味をもった講義は、岡山放送と産学連携的に開講されている「マスメディア論」です。制作現場で働く方を講師に迎え、業務内容や放送局の仕組みについて学びます。この他の講義でも様々な専門家から技術や知識を習得でき、メディア三昧の毎日を過ごしています。メディア・映像学科の教員紹介はこちらメディア・映像学科 2年落合 千尋 さん広島県立三原高等学校 出身

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