総合案内 2022
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109・機能性食品・食品分析・水産科学バイオテクノロジー生命情報科学「医薬・ライフサイエンス」「食品・植物科学」「環境・微生物学」の3分野を中心に、化粧品やバイオインフォマティクスなど幅広く産業界に直結するバイオ技術を学ぶことができます。1年次から専門的な実験と授業が融合したユニットプログラムを実施し、実践的なカリキュラムを通して基礎学力や主体性、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を養います。2年次後期からはさらに専門性の高い実験科目を行い、微生物・動植物細胞の取り扱いやその観察方法、遺伝子組換え技術・生理活性物質の合成等の技術を習得します。また、HPLC(高速液体クロマトグラフ)をはじめとした機器分析技術や、バイオインフォマティクスに関する情報処理技術の習得を通じて、「医薬・ライフサイエンス」、「食品・植物科学」、「環境・微生物学」の3分野において活躍できる技術基盤を身につけることができます。そうした専門的・実践的な経験をさらに深化させるために大学院へ進学する者も多く、卒業後は各々が希望したバイオ分野で活躍しています。・環境保全・環境分析・水質浄化・生分解性ポリマー・バイオエネルギーコミュニティー英語・生理活性物質・医療診断・ドラッグデリバリー寝ても覚めても実験が大好き!夢は研究者になることです! 大学では医薬品開発につながるタンパク質を実験。実験の際に“μL”単位でピペットを操作する技術など、本格的な研究に向けた基礎固めができました。大学院でも医薬品につながるプロテインデザインの研究に取り組みますが、創薬という1分野に固執せず、化粧品や農薬など幅広い分野での多様な可能性を探究していくことが目標。さまざまな要素技術を融合させ、未知の領域を切り拓きたいです。留学で精神的に強くなり“就活”や卒業研究に活かされた。 私は3年次の9月から6か月間の海外留学を経験しました。不安もありましたが、英語環境に身を置いたからには前進あるのみ。積極性や行動力が飛躍的に向上しました。帰国後は留学でスタートが遅れた就職活動に全力投球し、大学の就職支援プログラムをフル活用。内定先では品質管理のほか、商品開発にも挑戦できるため、植物を遺伝子レベルで解析する卒業研究での経験を役立てたいです。・アンチエイジング・バイオ化粧品東京大学大学院に進学応用バイオ科学科4年茨城県立下館第一高等学校出身青山 莉奈食品製造メーカー品質管理職に内定応用バイオ科学科4年山梨県立吉田高等学校出身渡邊 陽菜子食品・植物科学・組織培養・有用植物の作出技術力国際力海外研修時代が求めるバイオ技術者を養成専門基礎導入科目/専門基礎科目/専門科目時代が求めるバイオ技術者/バイオ研究者環境・微生物学医薬・ライフサイエンス

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