総合案内 2022
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121電子掲示板からスマホのカメラへ不可視情報を伝送仮想空間内の自分の手(バーチャルハンド)を操作することで、仮想物体を動かす実験をしているところです。ネットワークで繋がっている別の場所の人達と、仮想空間の中でうまく共同作業を行う方法について研究しています。IT分野の基盤となる知識や技術を習得した上で、ネットワーク分野・セキュリティ分野・アプリケーション分野を深く学んでいきます。カリキュラムでは情報学部の他学科同様、1年次からユニットプログラムを採用。講義で学んだ内容を実験や演習で自ら体感し、プログラミングの初歩からハードウェア・ソフトウェア実験、3年次後期の研究室でのゼミ演習まで、段階的に知識と技術を高めていきます。また、いずれの学年でもグループワークとプレゼンテーション実習を重視。コミュニケーション力と情報発信力を備えた実社会で求められる人材育成をめざします。さらに就職に有利な資格取得の支援制度も充実。IT業界の要望が高いシスコシステムズの認定資格取得のための集中講座(シスコ講座)を無料で開講し、毎年難関資格の合格者を多数輩出しています。IT分野の知識と実務で役立つ資格を得た学生は、就職面でも目標を達成する事例が少なくありません。画像認識の研究成果でシステムエンジニアの夢を実現。 IoT*の研究をやりたいと思い、オープンキャンパスで興味を持った神奈川工科大学に進学しました。現在取り組む卒業研究のテーマは「空中手書き文字」。カメラで指の動きを読み込み、コンピュータに文字を認識させる技術です。これは、画像認識の技術を応用したもの。こうした研究成果をアピールし、システムエンジニアとしてUターン就職する夢を実現することができました。「マルウェア解析」の研究で専門学会の学生論文賞を受賞。 この学科の魅力は、豊富な実機を使用して、ネットワークのルーティングを学べることです。この分野の研究をしたい人には最適な環境です。私は入学前からコンピュータウイルスなどを指す「マルウェア」の解析に興味があり、大学でもこの研究に取り組んでいます。3年次には、情報処理学会主催のシンポジウムで「学生論文賞」を受賞。今後もより多くの経験を積み、この研究を突き詰めたいです。* IoT=Internet of Things。「モノのインターネットと呼ばれる技術」情報ネットワーク・コミュニケーション学科3年栃木県 作新学院高等学校出身赤羽 秀AI画像識別を用いた空席状況検出実験中の風景です。コムシス情報システム(株)に内定情報ネットワーク・コミュニケーション学科4年長野県 松本工業高等学校出身上嶋 卓斗実社会から求められるネットワーク技術者を養成

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