総合案内 2022
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152 神奈川工科大学では2020年2月より、新型コロナウィルス対策をスタートしました。感染拡大状況を鑑み2020年度後期からは対面とオンラインによるハイブリッド型の授業形式を採用。以前よりオンライン授業展開の準備を進めていたこと、教職員の習熟もあり現在では、一部の授業では以前の対面式授業より高い教育効果を見込めています。 一方で理工系の学びにおいては、実験や研究といった学び入構時の検温・体調確認 入構時に全学生の検温・体調確認を実施。体調不良の場合は健康確認の後、状態に応じて医療機関の受診を勧めます。教室の利用 対面授業は教室の収容定員の1/2以下の人数で実施。約20分で教室内の空気を入れ替える換気システムを設置。学生食堂について 消毒用アルコールと飛沫防止のアクリル板の設置、座席の間引きを行い、ソーシャルディスタンスを確保しています。感染者発生時の対策 校舎外に隔離されたドーム型の健康管理室分室を設置。感染が疑われる場合の専用搬送車も用意しています。原則として在宅での研究活動とし、教育研究の準備・継続に必要な場合のみ入構を認める場合がある。学内での研究活動については、特に注意した上で許可する場合がある。学内での研究活動については、注意した上で許可する場合がある。感染拡大防止に注意して、通常通りの研究活動を認める。ほぼ通常通り。通常通りが欠かせないもの。安心・安全な環境で学生が日々の学びに取り組めるよう、感染防止策や感染者発生時の対応体制を徹底。感染状況に合わせて授業を展開できるよう、5段階に設定した行動指針に準じて「Withコロナ」の時代にふさわしい、そしてより教育効果の高い環境実現をめざします。また経済不安に対するサポートなど、学生と保護者の皆さまが安心して大学生活を送るための支援体制も整えております。コロナ禍の経済不安に対し経済的サポートを展開 本学ではこのコロナ禍に際し、多くの経済支援策を実施。「幾徳学園奨学金」「緊急時奨学金貸与制度」「幾徳学園授業料貸与制度」はどれも無利子貸与制度ですが、募集枠や対象学年の拡大、返還期間の延長、貸与金額の変更などを行い、約35名の学生への支援を実現しました。 また、特徴的な取り組みとして他大学からのノウハウ提供依頼も受けたのが、学生向けの学内業務を創出して、アルバイトとして雇用する支援制度です。ここでは学生支援やオープンキャンパス業務の補助、オンライン授業の評価といったオンラインでできる業務を新たに創出。6~8月の3か月間にわたり月給40,440円を計248名の学生に給与として支援しました。本学Webで感染対策情報をお知らせしています※2021年4月時点コロナ禍における行動指針について(一部抜粋)段階レベル段階レベル基準【5】緊急事態緊急事態宣言が発出されている状態(重大な緊急事態)【4】高度な脅威緊急事態宣言は発出されていないが、外出の自粛等の要請が出ている状態【3】警戒大人数での行事、イベント等について自粛要請が出ている状態【2】注意喚起自粛要請は出ていないが、感染への注意が必要な状態【1】注意ほぼ平常時であり、感染の危険がない状態【0】通常平常時の状態授業・教育活動遠隔授業(オンライン授業)のみ。原則、遠隔授業(オンライン授業)。人数を制限しての大学院生(博士後期課程、博士前期課程2年)および国家試験対策上必要な実験・実習・演習等一部対面授業の実施。原則、遠隔授業(オンライン授業)人数を制限しての大学院生および学部卒業研究着手者、国家試験対策上必要な実験・実習・演習等の一部対面授業の実施。原則、遠隔授業(オンライン授業)人数を制限しての大学院生、学部卒業研究着手者および学部生の実験・実習・演習等の一部対面授業の実施。感染拡大防止に注意して、授業の実施を行う。遠隔授業の利用も併用。通常通り研究活動課外活動活動禁止活動禁止活動禁止原則、活動禁止 一部、大学が許可する場合がある。感染拡大防止に注意して活動を認める。通常通り施設利用不可不可不可。ただし、図書館について、人数・時間を制限して、利用を許可する場合がある。人数を制限して、利用を許可する場合がある。感染拡大防止に注意して利用を許可する。通常通り保護者の皆さまへ新型コロナウィルス感染拡大に対する本学の対応と学生サポートについてこのコロナ禍において本学では学内での感染防止策や学生への経済支援等、多角的な対応を行ってまいりました。いまだ先の見えない状態ではありますが、学生の安心・安全を第一として、学習環境の整備を進めていきます。キャンパスにおける感染拡大防止策

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