総合案内 2022
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33ヘルスプロモーションラボロボット・メカトロニクス学科(三枝 亮准教授)少子高齢化が進む日本では、「国民の健康寿命を延ばす社会」の構築をめざして、介護予防や健康管理の施策を推進しています。一方、日常のなかで人々から健康への意識や行動を引き出すための方法や環境のあり方は、未だ良く分かっていません。本研究では居住空間に機械学習するロボットAIを導入し、歩行、会話、食事などの場面に介入して自立的な行動や認知を促すことで、私たちの健康寿命を延ばすきっかけを生み出します。スマートキャンパスラボ自動車システム開発工学科(脇田 敏裕教授)本研究所では、人工知能によって「自ら考えて行動する自律移動モビリティ」の研究を行っています。荷物運搬、清掃、見守りなどの仕事をしながら、状況を自ら判断した上で、他のモビリティと協調しながら行動します。これらのモビリティが研究所周りの至るところで活動し、成長していくキャンパスを構築します。モバイルロボティクスラボロボット・メカトロニクス学科(吉留 忠史准教授)少子高齢化に伴い、労働者不足が問題となっています。特に建設業の労働者不足は深刻であり、問題を解決するためにロボットの活躍が期待されています。当研究室では、建設現場の中で働くことができるロボットのベースとなる屋内自立行動ロボットを開発しています。ここで大事になるのが、技術者ではなく現場の作業員でもロボットを簡単に扱えるようにすることです。さらに、小型・軽量で持ち運びができ、人や物に危害を加えない安全性を備えたロボットを開発していきます。(共同研究開発 鹿島建設)健康寿命を延ばす共生型ロボットAIの研究開発キャンパス内で考えて行動する自律移動ロボットの開発屋内自立行動ロボットの開発KAIT Campus先進技術研究所神奈川工科大学で取り組んでいる研究の中から、特に有望な研究開発プロジェクトを3つ選定し、広く社会に貢献することをめざして、実用化に向けた研究開発を集中的に展開しています。それぞれの開発プロジェクトには、学生が直接関わり、開発の喜びと難しさを経験することになります。下の3つの研究は2021年度現在のテーマです。

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