総合案内 2022
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54異文化の地で英語と化学を両方学ぶことができた。 2年次に、アメリカのサウスシアトル・カレッジでの海外研修に参加しました。グループでディスカッションやゲームをするコミュニケーション中心の授業と専門的な化学実験の授業があり、英語と化学の両方を異文化の地で学べたことが新鮮でした。語学力が低くても強いマインドさえあれば話は通じると留学前から考えていましたが、実際に身振り手振りを交えながら会話できたことが大きな自信に。異文化や英語への恐怖心を克服することができました。国際舞台で活躍する基盤となる 充実した英語教育英語の4技能を中心に英語論文購読可能なレベルをめざす 確かな英語力向上を実現する学習環境とカリキュラムを整備。「読む・書く・聞く・話す」という4技能をしっかり身につけられるよう習熟度別に授業を実施し、レベルに応じた科目から着実にステップアップできる方法を採用しています。英語に関連する授業は共通基盤教育の中だけでも25単位。英語力の評価方法にはTOEICスコアを基本に据えており、3・4年次に海外の研究論文が読めるレベルにまで英語力を伸ばすことができます。 また、本学は国際舞台で活躍する教員が多いのも特徴。研究、講演、論文発表、技術指導、研究調査、国際会議など、2019年度の本学教員の海外活動は延べ150回に及びました。イングリッシュ・ラウンジ 学生が英語に慣れ親しむことを目的に設置された「イングリッシュ・ラウンジ」では、英語の基礎力、コミュニケーション力を高めるプログラムを多彩に用意。月~金曜日の毎日、ネイティブスピーカーとの会話を通して英語力を磨くことができます。コロナ禍においては、オンラインにて英語初級レッスンやTOEIC対策、マンツーマンレッスンなどを行っています。 「国際交流ラウンジ」では、海外映画鑑賞、語学教育関連書籍なども自由に閲覧でき、留学準備としてコミュニケーション力を培う場所としても最適です。応用化学科3年東京都立 八王子拓真高等学校出身押切 稜ビジネスの舞台が世界へと広がる中で世界で活躍する力を身につけるために 将来的に海外で働きたいという夢を持つ人はもちろん、日本企業の海外進出や海外の企業と連携したビジネスが増加する中で、これからの人材にとって「国際性」は欠かすことのできない資質となっていくでしょう。そこでは語学力だけでなく、世界の政治経済や文化に対する理解、多様な価値観を理解する力が欠かせません。本学ではより多くの学生が「国際性」を獲得できるよう、幅広い学修支援体制を整えています。社会のグローバル化がさらに進む中、「国際性」は未来の人材の必須能力と言えるものです。神奈川工科大学では語学力の向上や海外文化を理解するための機会提供を軸として将来のキャリアに活きる国際感覚を培う舞台を用意しています。次代の人材に欠かせない国際性の獲得

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