総合案内 2022
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63 高校時代から参加していたソーラーカーレースを続けたいと神奈川工科大学に進学。学科選びは、中1からロボコンに参戦していたことが影響しました。在学中はソーラーカープロジェクトで機械部品の設計・製作を担当。念願の国際レースでは1か月半、オーストラリアに。完走には至らなかったものの、チームの一員として責任をもって取り組むことができたことは大きな経験です。プロジェクトを通じて製造業に興味をもち、電子部品など多くの商材も製造する凸版印刷に入社。今は、液晶モニターに使われるカラーフィルターの設備・プロセス業務を担当しています。ものづくりにはチームワークが必要ですが、プロジェクトで培った力が活きています。沖縄県立沖縄工業高等学校出身工学部ロボット・メカトロニクス学科(現・創造工学部)2015年3月卒業 大学時代は大好きなレゴブロックを使ったロボット制御の研究を行い、大学院にも進学しました。一番熱中していたのがロボットの大会「WRO」に出場し、成績を残すことでした。しかし結果以上の価値として、チームのメンバーと意見交換して改善していく中で生まれたつながりや、身についたコミュニケーション能力は、社会人となった今も役立っています。私の仕事は、数多くの建物に設置されている「自動火災報知設備」の設置場所の決定や、現場への技術支援です。商業施設などの新設に伴い、現場の施工管理をバックアップする仕事ですが、物件単位でお客様が変わるため、技術的知識だけでなく、伝える力も必要だと感じる日々です。長野県長野工業高等学校出身創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科2015年3月卒業就職サポートホーチキ株式会社関西支店 技術部 システム技術課 システム技術係福永 晃凸版印刷株式会社エレクトロニクス事業本部 第一技術開発本部 ディスプレイ技術開発部兼元 彬嘉ソーラーカープロジェクトで培ったチームで動く力が製造業で活きる大学時代、仲間と重ねた時間がかけがえのない価値を生んだ

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