総合案内 2022
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73ソーラーカープロジェクト太陽光発電で走行するソーラーカーを車体から開発。走行抵抗を限界まで削減し、少ないエネルギーで長距離かつ速く走れる車両をめざします。「KAITソーラーカープロジェクト」は2019年「ソーラーカーレース鈴鹿2019」でFIAオリンピアクラス2位(学生チーム1位)と総合3位、「World Green challenge2019」では総合優勝を実現しました。支援しています。学部4年次から大学院の授業を受講できる制度もそうした支援のひとつ。学部在籍中から大学院での授業や研究に取り組むことで、大学院での学びへと円滑に移行できます。 また大学院への飛び級制度も設けており、学部3年次を修了後、所定の条件を満たせば、4年次の在籍をせずに大学院へ進学できる制度もあります。iGEMプロジェクト「iGEM」とは遺伝子組み換え技術を使って、新たな機能を持つ生物をつくる合成生物学の世界的な大会で、2019年は世界トップレベルを中心に353チームがエントリー。本学の学生チーム「KAIT JAPANプロジェクト」はこれまで2015年の銀メダルのほか銅メダルを3回受賞。基礎からスタートし、1年間かけてiGEMでの発表をつくります。も期待しています。 “すべては学生のために”の精神を基本姿勢に、学生の目線で、学生のためになるチャレンジは全て実現していこうという学生本位主義の教育方針を貫いています。フォーミュラEVプロジェクトフォーミュラEVプロジェクトの活動は、「全日本学生フォーミュラ大会」が定めたレギュレーションに基づき、フォーミュラスタイルの競技車両を学生たちが自らの力で1年間かけて構想・設計・制作。大会では設計内容、コスト計算、プレゼンテーション能力、そして走行性能を競い、その総合力の評価を受けます。神奈川工科大学の教育と研究KAITプロジェクト支援 研究室での研究以外にも、学生が自身の成長をめざして、興味・関心・意欲に合わせてチャンンジできる機会が豊富に用意されています。その象徴的な存在と言えるのが、学生が主体的に力を合わせてものづくりに取り組み、コンテストやイベントに参加する活動に、経費面で支援するのが「KAITプロジェクト支援」です。 学生によるプレゼンテーションを大学が選考し、その活動経費の一部を支援。活動経費支援をメインとしているものの、経済的アシストだけを目的としたものではありません。プロジェクトへのエントリー、活動・会計報告書の提出、報告会などの活動を通して、卒業後に多くの学生が実社会で直面すると思われることを経験し、自身の成長へのステップになることスーパーサイエンス特別専攻 とくに学力や勉学意識の高い学生を対象に組まれた教育プログラムを「オナーズ・プログラム」といいます。より専門性を高め、広い視野を養う教育や思考力・発想力を育成するもので、欧米、とりわけ米国の大学ではオナーズ・プログラムを用意する大学が少なくありません。 神奈川工科大学のオナーズ・プログラムは、2021年に9年目を迎えますが、現在、6つのオナーズ・プログラムが設置されています(詳細はP.46)。この6専攻のオナーズ・プログラムをまとめて、「スーパーサイエンス特別専攻」と本学では名づけています。教育プログラムには、1年次より少人数制のゼミに所属する、卒業までに2回の海外研修などがあり、英語力・社会人基礎力・専門性をより深く習得した、社会で活躍できる研究者・技術者を養成しています。また、1年次ゼミから大学院での修士論文まで、同じ担当教員により一貫して教育を受けることも特別専攻の大きな特徴です。ものづくりへの情熱をサポートするKAITプロジェクト支援

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